2017/11/01

no Trick or Treat with jacket sleeve


ハロウィンでしたので ’お菓子をくれないとイタズラするぞ’ と夜中に子供が来たのでは無く BEP別注のワックスト コットンの袖の長さ調整を済ませたスタイリストさんのジョーク.


袖等が長い場合も 素材に応じてスチームと高温での乾燥を繰り返せば 短くなりますが 極端なレベル迄 行くとライニングが余って中で もたつきが生じてしまいます.


ヘヴィに二度もスチームをやったお客様のミラレーン ジャケット. 


カフのステッチはオリジナルで残したいと 肩で調整する面倒でトリッキーな仕事をヴォランティア.


やっと 完成して 「お菓子をくれ」の気分になったのも納得. ハロウィンなのに遅く迄 お疲れ様でした.


BEPは英国製品の物販店ですが 支持者の皆さんそれぞれが出来る事を持ち寄って様々なサーヴィスを無料で行なっています. 毎週の無料のパーティやバッグや衣類のサイズ直し等 現在当たり前になっている事もサポートがあってこそ. 今年はパンク40周年. 1977年の既得権益が蔓延るイギリスで fuck offと反抗するのを当時カッコよく感じましたが 今の日本でfuckと謂ったところで時代錯誤. やるべきは互助だと思います. 『お互いが出来る事をお互いに』が見習うべきイギリスの美徳. お金も無いのに有閑貴族ぶったり 根性無いのにパンクぶるのはハロウィン?