重なる部分の厚みをスライス。
ひび割れ無いようにブリルクリームで柔らかくしてから。
レザー用のグルーを湿布してから圧着。
今回は ステンレス製の大きめのリングを採用。過去に持ち込まれたクィック キャッチの破損状況からもともと付いているキャスト アロイのクィック キャッチの衝撃耐荷重は5kgと店主は判断しているからです。10kg以上入れる事もありますし 改札などの狭い場所で 引っかける可能性もあります。
機内持ち込みのバッグは重量チェックが無いので 帰りは 容れられるだけ重いものを詰め込んでるので。大きめのリングは 必要ならこの先太いストラップにシフトも可能なのと可動部が大きい方がブラケットへの負担が少ないとの店主の見極め。
もともとのステッチを活かして負担を分散。馬具同様にバー タックで保険をかけています。これはミシンで縫ったバッグにはもともと無かった仕事。
縫ったセンターにダブル リベットを打ち込んで更に補強にします。
重ねる事で強度を上げるのはプライ ウッドと同じ理論。
元々トップ ハンドルを抑えていた中間の穴に加えて 万が一に備えて下側にもリベットを増やします。用心良過ぎですが 過去に多くのリペアをこなしてきた経験からのリスク マネージメント。