イングランドのサドラーによるベルトの製作風景。個人の職人で 生活に余裕が有るので技術に丁寧さが加わってのベスト クオリティ。以前に比して良さが認知された分 製作数も増えていますが 今でも全部自分でやっているのは品質重視だからこそ。写真も実は本人なので 片手しか出ていません。
薄くて弱いカーフをミシンや糊で貼り合わせた物は表面は艶やかですが ベルトとしての価値を考えるとナンセンスに思えます。湿気にも弱いカーフは 反りも付きやすくホールの辺りも直ぐに駄目になるのは皆さんも経験済みでは。成牛の良い所を使った物に耐久性で軍配が上がるのは明らか。1インチ幅のこちらはスーツに合わせても無理の無い幅です。仕事に使う物も高級さよりも本質で。