1940年代 第二次世界大戦前後のロンドンと植民地ジャマイカが舞台。英国を母国と考えて育ったジャマイカンが自主的に志願して戦地に赴いたのに対して 戦後の英国での彼らへの冷たい扱いを描いています。ジャマイカ移民の英国での最初期の苦労を描いた作品として注目に値します。スモール アイランドとはジャマイカの事ですが 考えて見れば 英国も日本もスモール アイランド。英国ファンとしてジャマイカンの気持ちも痛い程解ります。
ヴォーグなベネディクト カンバーバッチは単なる客寄せでそんなに登場しませんが 多くの英国人が見るべき作品の論法としては正解でしょうか。この当時のバスの広告はバーミンガムで作られた琺瑯看板。こちらはタバコの広告です。
英国の茹でる料理文化をジャマイカ兵がジャマイカなまりで批判するシーン。的確過ぎで笑えます。現代の英国でインになったジャマイカン イングリッシュも意識して使われています。因みに今や世界中で使われるクールはジャマイカ英語。熱い国なのでCool = Good。Respectもジャマイカ英語からモッドが使い始めて今や世界語。 Enough [nuf] Respect =沢山尊敬 = 尊敬に値する
ロック ストック TVシリーズのショーン パークス。
ポスト オフィスのモーリスのZタイプ ヴァン。その後にモーリス マイナーのヴァンに引き継がれます。そしてその後がモノコックのミニ ヴァン。それまではラダー フレームでした。
Enough Respectな作品です。