カフのボタンは作業中に網に引っかかる可能性があるため本来英国のワーク ウェアはボタンを使用せず短めの袖で作られてきました。イングランド 北部の海で働く衣料として発展したバブアーも然りです。加えて当時はツィードのジャケットを着た上にバブアーを重ねた分ワン サイズ大きめを選ぶ事から袖はより短く作られていました。
こちらは 2つのワラントが付いたビューフォートです。エディンバラ公についでエリザベス女王のワラントを得たバブアーが上流階級のスポーツ ウェアとしての展開を意識した為 この時代だけパターンが細身かつ長めで販売されました。ジャケットなしでの着用する事を考えると2ワラントのバブアだけが細身の方へお薦め出来る丈を持ったモデルです。
スチーム洗浄後の高温での乾燥も快適にオイルド ジャケットを着るために必用なので 長い袖はポイントがより高くなります。
ビューフォートならではの背中のゲーム ポケットのファスナーもこの時代だけのソリッド ブラス製。このパーツは1ワラントの時代にフロントのファスナーとして使われていたモデルの流用です。
バブアー ネイビー ビューフォート 2 ワラント 36'':¥69,120